北京モーターショー
先日、世界最大級の家電の見本市であるCESについて触れましたが、今回は世界最大級の自動車の見本市である「北京モーターショー」について触れたいと思います。
本日25日から開幕し、中国国内外より約1200社が参加し自動車の最新モデルが披露されているそうです。
中でも注目はやはりEV(電気自動車)で多くのメーカーがEVの最新モデルを打ち出していますね。
というのも、現在中国は世界で一番HOTな電気自動車市場になってきており世界各国の自動車メーカーがその市場を手に入れようと躍起になってるからです。
あの世界のTOYOTAも「世界でもっとも電動化が進む中国で開発を急ぐ」と宣言しているほど。
そんな状況を加速させるかのように中国では自動車分野における外国企業の出資制限撤廃を表明しております。
つまり、外国企業が出資比率をさらに高めて販売増へ向けて動くことも可能となるということですね。
ただ、一概にそうなるとも言えないみたいで、各メーカーは現在のところは慎重な姿勢を示しているとのこと。
なぜなら「現在は中国との良好な関係を気づいているので、半数以下の出資でも問題はない。下手に過半数の出資比率に高めてその関係が崩れる方が危険だ。」という見方がされているためであるとのこと。
美味しい話があると言っても周りの状況を把握せず動くと取り返しのつかないことにもなりますよね。。
一方で日本にとっては懸念となることも。
現在日本のメーカーを含めて各国メーカーは中国との動弁会社という形で現地生産をしているのだが、その長年の生産により中国の生産能力が上がってきているとのこと。中国ブランドの品質が上がってきており、世界的な競争力をつけつつあるそうです。