無断キャンセルご注意!飲食業に大きな光が!!
これは飲食業界にとって大きな一歩となりそうな動きですね。
無断キャンセルは予約客の1%に当たる約2,000億円もの損害が出てるそう。
ん!?2,000億円??
いやいやもはや見過ごせない数字ですよね。
2017年の飲食業の市場規模が約25.4兆円で成長率が0.1%と言われております。
つまり成長で増えた規模と同規模の損害が無断キャンセルで出ていることになりますね。
そりゃ飲食業界の廃業率も高いわけですよね。
飲食業界の廃業率と他業界との差は??
まず飲食業界の廃業率ですが、「飲食店・宿泊業で18.9%(日本政策金融公庫調査)」と言われており、どう調査での全業種平均が10.2%であることを考えるといかに高い数値であるかがわかると思います。
ちなみに飲食店・宿泊業が全業種で一番高い廃業率となっており、2番目に高い情報通信業が15.8%と頭一つ抜けた状況となっております。
なぜ飲食業界の廃業率は高い傾向に??
実は飲食店・宿泊業は開業率も全業種の中でも高い傾向にあります。
つまり、開店する店舗が多い一方で閉店する店舗も多いということですね。
また廃業理由としては「販売不振」「事業上の失敗」などが多いところをみると継続での経営が難しいということです。
事実飲食業界では1年未満で30%以上もの店舗が閉店に追い込まれると言われております。
その理由として考えられるのは「外食業は飽和状態」であるということです。
需要に対して供給が過多になっている。
これが飲食店・宿泊業の廃業率が高い大きな原因ではないでしょうか?
これだけ厳しい状況で更に無断キャンセルなんてたまったもんじゃないですね。
今回の取り組みが業界の存続性にプラスに働けば改善にも繋がるんじゃないでしょうか?
また、今後1年でも長く存続していくには味や価格はもちろんですが「店舗の色」が必要ではないでしょうか?
例えば「健康に特化したお店」「非日常の体験ができるお店」そんなアイデアあるお店がリピーターもついて継続していくのだと思います。